お墓の石は、自然の物なので色むらや黒スミ・白スミなどがあります
それを、極力排除して出来るだけ綺麗な石を吟味して作っているのが、お墓作りの職人です
職人が、お墓の台石を作っている途中に、3cm程度の黒スミなどが出てしまうと、それは､台石にせずに、花立てなどの小物になったりします
しかし、中国の加工では、台石を作っている途中に黒スミなどが出ると、薬品で色を抜いたりその部分を叩いて白っぽくして分かりにくく、ごまかす加工が多く見られます
実際にお墓の仏石(法名などを彫る石)に、あったごまかし例をご覧下さい
石は、最近よく見かける中国654石です
この石は、比較的安価で黒ぽいので高級に見えて人気があるのですが、大将は使いません
現在たくさんの石屋さんによって、建立されたお客さまが方がいますので理由を詳しく書くことはしませんが、後5年から10年すれば分かるでしょう！
まだ、建立後すぐなので、あまり目立ちませんが、赤丸部分がごまかしの加工部分です
赤丸部分の拡大です
中央部分に白い点がポツポツとあるのが、ごまかしの加工です
黒スミの部分を、小さいのみで叩くと石の組織が壊れて白くなります
それをランダムに着ける事によって、遠目に見たら黒スミでなく模様に見えます
でも、これは、石を叩いてキズを着けているので、カケや剥がれの原因になります
この写真のごまかしは、少し石が剥がれてきています
新品の時には、大将でも目をこらして見ないと良く分かりませんが、一年も経過すると劣化して、見えるようになってきます
この中国654石は、黒スミがよくでる石なのでごまかしの部分も多く見られます
この石に限ってかというと、どんな石でも、このようなごまかし加工をしてきます
日本の銘石大島石も多く原石が中国に送られ加工されるいまでは、いろいろなごまかし加工はが行われていると言う事をちらほら聞いたり見たりします(全てにがごまかしが行われてているかは分かりませんが、ずっと中国で監視しているわけではないので、ごまかし行われていても分からない)
お客さまに、お墓を作らせていただく大将としては、このような中国加工では自信を持ってお墓を建立させていただく事は、出来ません
日本の職人が丹精こめて作ると、どうしても高くなってしまいますが、安くできるからと言って、中国加工の石をごまかしがあるのを分かりながら使う事は出来ません
誰が石を採って、誰がどのように加工しているのが分かる顔の見える物を使っていきたいと思っています
当社の国産墓石は、全てが日本の職人が丹精こめて作ったお墓です
一切のごまかしなどはありません
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