「墓じまいは何から始めればいいの?」
「墓石を撤去する費用はいくらぐらい?」
「お墓から取り出したお骨はどうすればいい?」
「改葬許可の手続きはどこでするの?」
墓じまい(お墓しまい)は、墓石を解体して撤去するだけではありません。家族・親族との相談、お骨の新しい納骨先、墓地管理者への連絡、改葬許可の手続き、閉眼供養、墓石の解体撤去、墓地の返還まで、順番に進める必要があります。
高木石材では、岐阜市を中心に長年、墓石工事や墓じまい工事を行ってきました。このページでは、実際の墓じまい工事の経験をもとに、岐阜で墓じまいをするときの費用・手続き・お骨の行き先・墓石撤去・永代供養まで分かりやすく解説します。
岐阜の墓じまい費用はいくらぐらい?
墓じまいで最初に気になるのが費用だと思います。
墓じまいの費用は、墓石の大きさだけでなく、外柵基礎石の量、墓地までの道、階段の有無、クレーンが使用できるか、基礎コンクリートの状態などによって変わります。
岐阜で高木石材が行う墓じまいでは、墓石・外柵などを含めた墓石撤去費用は、約12万円~30万円程度(税抜)が一つの目安です。
ただし、大きなお墓や、墓地まで道がなく人力で運搬する場合、急な階段がある場合、大型クレーンが必要な場合などは追加費用が必要になります。
八寸二段型墓石などの標準的なお墓を想定した参考価格で、墓地の状況や撤去する石の量によって異なります。正確な金額と工事範囲は、必ず現地を確認してからお見積りします。
墓石解体撤去の基本料金
- 八寸墓石竿石(戒名・法名などが彫ってある石)1体:2万円~
- 墓石土台処分費 1組:4万円~
- 取り壊し作業費:2万円~
- 大型・小型クレーンが必要な場合:3万円~10万円程度
外柵基礎石・コンクリートなどの撤去費用
- 外柵基礎石の取り壊し:1トン 3万円~
- 土・コンクリートなどの回収:1トン 2万円~
- 外柵基礎石の取り壊し作業費:2万円~
外柵の内部全体が厚いコンクリートで固められている場合などは、追加の解体費用が必要になることがあります。
墓じまいで追加料金が発生しやすいケース
- 厚い基礎コンクリートが施工されている
- 古い墓石が地中に埋められている
- トラックから墓所までの距離が遠い
- 大型クレーンが必要になる
- 墓地まで機械が入れず、人力で運搬する必要がある
- 急な階段がある
墓じまいで基礎コンクリートの解体に追加費用が必要になった施工例はこちら
高木石材では、現地確認の時点で分かる追加費用については、事前にお見積りでお伝えします。
お墓が建っている状態では確認できない地中の基礎コンクリートなどについても、追加料金が発生する可能性がある場合は、その内容を見積りに記載するようにしています。
性抜きと同じ日に撤去工事をご希望の場合の指定日予約料金
性抜き(閉眼供養)と同じ日に、日付を指定して墓石の解体・撤去をご希望の場合は、工事費とは別に指定日予約料金11,000円(税込/税抜10,000円)をいただきます。指定日と予備日をお知らせください。
雨天時は安全のため工事を延期します。予約料金をいただいた場合も、指定日・予備日での工事完了をお約束するものではありません。日程の決め方と指定日予約の詳しいご案内はこちらをご確認ください。
墓じまいの総額は墓石撤去費用だけではありません
墓じまいでは、石材店に支払う墓石の解体撤去費用だけでなく、お骨の新しい納骨先や永代供養、供養などに必要な費用も確認しておくことが大切です。
墓じまいの総額の考え方
墓石の解体・撤去費用
+ お骨の新しい納骨先・永代供養などの費用
+ 閉眼供養など必要となる費用
+ 性抜きと同日の指定日施工をご希望の場合は指定日予約料金
+ 寺院墓地の場合は離檀に伴う費用が発生する場合があります
墓じまいを検討するときは、墓石撤去だけの金額を見るのではなく、お骨をどこへ納めるのかまで含めた総額を確認することをおすすめします。
岐阜で墓じまいをする手順|7つの流れ
- 家族・親族で墓じまいについて話し合う
- 墓地管理者・お寺へ相談する
- お骨の新しい納骨先を決める
- 石材店に現地確認・見積りを依頼する
- 改葬許可など必要な手続きをする
- 閉眼供養をして墓石を解体・撤去する
- お骨を新しい納骨先へ移し、墓地を返還する
1.家族・親族で墓じまいについて話し合う
墓じまいは、一人だけで決めず、できるだけ家族・親族と事前に話し合ってください。
高木石材でも、工事直前になって親戚の方から「待ってほしい」と言われたケースがありました。
また、代が変わって自分の家の墓所がどこからどこまでなのか分からなくなっている場合もあります。墓所の範囲が分からない場合は、墓地管理者や墓地委員の方に確認することが大切です。
2.墓地管理者・お寺へ墓じまいを相談する
墓じまいをすることが決まったら、墓地の管理者や、寺院墓地の場合はお寺へ相談します。
墓地によって返還方法や必要書類、工事方法などのルールが違いますので、事前に確認してください。
3.お骨の新しい納骨先を決める
墓じまいでは、お墓の中から取り出したお骨をどこへ移すのかを決める必要があります。
永代供養墓・納骨堂・新しい墓地など、ご家族に合った方法を検討してください。
永代供養の費用は、寺院や施設、供養方法、納骨する人数によって大きく異なります。
「1人あたり」の料金になっている場合もありますので、複数のお骨を移す場合は、必ず総額を確認してください。
4.石材店に墓石撤去の現地確認・見積りを依頼する
墓石の解体撤去費用は、墓石の大きさだけでは決まりません。墓地までトラックやクレーンが入れるか、階段があるか、外柵基礎石やコンクリートがどのくらいあるかなどによって工事内容が変わります。
以前、同じ墓地で墓じまいをした方の金額だけを参考にするのではなく、現在の墓所を実際に確認してもらい、現在の費用で見積りを取ることをおすすめします。
5.改葬許可など必要な手続きをする
現在のお墓に納められているお骨を、別の墓地や納骨堂などへ移して納骨することを「改葬」といいます。岐阜市で改葬する場合は、必要な改葬許可の手続きを行います。
現在のお墓がある墓地の管理者による証明など、必要な書類をそろえて手続きを進めます。申請後に交付された改葬許可証は、新しい納骨先で必要になりますので、大切に保管してください。

改葬許可の手続きや必要書類は、墓地や自治体によって異なる場合があります。岐阜市以外で墓じまいをされる場合は、お墓がある自治体・墓地管理者へ事前に確認してください。
岐阜市営墓地の手続きについては、岐阜市公式ホームページ「その他の手続き(市営墓地)」もご確認ください。
高木石材でも、岐阜市営墓地の手続きについて詳しく紹介しています。
6.閉眼供養をして墓石を解体・撤去する
閉眼供養についてお寺へ確認する
墓石を解体する前には、お付き合いのあるお寺さまへ相談し、閉眼供養について確認します。岐阜では「性抜き」「魂抜き」などと呼ばれることもあります。
お付き合いのあるお寺さまがない場合は、ご相談ください。
性抜きと墓石の撤去工事は、別の日に行う進め方をおすすめしています。お寺さまとの日程調整や、新しい納骨先への予約をされる前に、墓じまいの日程についてのご案内もご確認ください。
墓石の解体・撤去工事を行う
必要な手続きや供養が済んだら、天候と墓地の状況を確認して、墓石の解体撤去工事を行います。
工事当日のお立ち会いや、お骨のお渡し方法については、日程を調整する際にご相談ください。


墓石・外柵基礎石・コンクリート・土などは、それぞれ適切な方法で分別・処理します。
7.お骨を新しい納骨先へ移し、墓地を返還する
墓石を撤去して取り出したお骨は、あらかじめ決めておいた永代供養墓・納骨堂・新しい墓地などへ納めます。
その後、墓地管理者の決まりに従って墓所を返還します。
墓じまいの日程|性抜きと撤去工事は別日がおすすめです
遠方からお越しになる場合など、「性抜きとお墓の撤去を同じ日に済ませたい」とお考えになる方もいらっしゃいます。高木石材では、ご希望を伺ったうえで、安全に作業を進められる日程をご相談しています。
おすすめは、先に性抜き(閉眼供養)を行い、後日、天候を見ながら墓石の解体・撤去を行う進め方です。
新しい納骨先への納骨予定日が決まっている場合は、その日から余裕を持って日程をご相談ください。
同じ日の撤去が難しい一番の理由は、雨天時の安全確保です
墓じまいでは、重い墓石を動かし、解体・運搬する作業を行います。雨で石や足元がぬれると危険なため、高木石材では雨天時の撤去工事は行いません。
指定日だけでなく予備日も雨になった場合は、さらに工事を延期する必要があります。そのため、永代供養墓などへ納骨したい日までに、お骨の取り出しや撤去工事が間に合わない場合があります。
性抜きの時間によっては、その日のうちに作業が終わりません
お寺さまのご予定などにより、性抜きが午前中の遅い時間や午後になると、撤去作業を始める時間も遅くなります。お墓の大きさや墓地の状況によっては、当日中にすべての作業を終えられない場合があります。
同日の撤去をご希望の場合は、性抜きの日時を確定される前に、開始予定時刻も含めてご相談ください。
性抜きと同じ日に、指定日での撤去をご希望のお客さまへ
ご事情により、性抜きと同じ日の撤去をご希望の場合は、指定日と予備日をお知らせください。工事内容と性抜きの時間を確認し、対応できるかご相談させていただきます。
指定日予約料金:11,000円(税込/税抜10,000円)
性抜きと同じ日に、日付を指定して撤去工事をご希望の場合に、工事費とは別にいただく料金です。
- 撤去工事の指定日(ご希望日)
- 雨天時などに備えた予備日
- 性抜きの開始予定時刻
- 新しい納骨先への納骨予定日、またはお骨の受け取り希望日
永代供養墓などへの納骨予定がある場合は、早めにご相談ください
「この日に納骨したい」というご希望がある場合は、撤去日だけでなく、お骨を取り出す時期やお渡しする日も含めて相談することが大切です。納骨予定日の直前に性抜きと撤去をまとめるのではなく、性抜き・撤去工事・新しい納骨先への納骨を、余裕のある日程で進めることをおすすめします。
遠方からのご移動や、お寺さまとのご予定もお知らせください。安全面とご希望を確認しながら、進め方をご一緒に考えます。
墓じまいで取り出したお骨はどうする?
墓じまいをすると、お墓の納骨室からお骨を取り出します。取り出したお骨は、新しく決めた墓地・納骨堂・永代供養墓などへ移します。
高木石材がこれまで墓じまい工事を行ってきた経験では、建立から長い年月が経過したお墓でも、お骨が残っているケースを数多く確認しています。
「古いお墓だからお骨はもう残っていないだろう」と考えず、墓じまい前にお骨の行き先を決めておくことをおすすめします。
永代供養墓・納骨堂へ納める場合の確認事項
お墓から取り出したお骨を永代供養墓へ納骨する場合は、契約したお寺や施設の決まりに従って納骨します。
寺院墓地の墓じまいと離檀料について
寺院墓地にお墓があり、墓じまいを機に檀家・門徒を離れる場合は、お寺との話し合いが必要になることがあります。
費用や考え方は寺院との関係によって異なりますので、墓じまいを決めてから一方的に伝えるのではなく、これまでお世話になったことへの感謝を伝えながら、早めに相談することをおすすめします。
高額な費用を求められ、話し合っても解決できず困ってしまった場合は、一人で悩まず、消費生活センターなどの公的な相談窓口へ相談する方法もあります。
岐阜で実際に行った墓じまい・墓石撤去の施工事例
墓じまいは、墓地によって工事条件が大きく違います。
トラックやクレーンが墓所の近くまで入れる墓地もあれば、細い道や階段しかなく、人の手で墓石を運び出さなければならない墓地もあります。
高木石材では、実際に行った墓じまい・墓石解体撤去工事を「大将の仕事日記」で公開しています。工事前・工事中・撤去後の状態も参考にしてください。
高木石材では撤去した墓石も大切に扱います
墓じまいは、お墓をなくす工事ではありますが、長い間ご先祖さまを供養してきた大切なお墓です。高木石材では、撤去した墓石についても粗末に扱わないことを大切にしています。
文字が彫られている竿石などは供養し、その他の石材・コンクリート・土などは適切に分別して処理します。
高木石材では長年、墓石工事や墓じまいで出た無縁墓石について、お客さまが確認できるよう取り組んできました。
TBS「噂の!東京マガジン」に取材された無縁墓石供養の取り組みはこちら
岐阜の墓じまいでよくある疑問・質問
墓じまいを考え始めると、「何から始めればいい?」「費用はいくら?」「お骨はどうする?」「改葬許可は必要?」「遠方に住んでいても依頼できる?」など、さまざまな疑問が出てきます。
高木石材では、実際に墓じまいをご相談いただいたお客さまから多く寄せられる質問を、Q&A形式でまとめたページをご用意しています。
墓じまいの費用・手続き・改葬許可・お骨の行き先・永代供養・離檀・墓石撤去・追加費用などについて、詳しく知りたい方は墓じまいQ&Aをご覧ください。
岐阜の墓じまいQ&A|費用・手続き・お骨など、よくある疑問はこちら
岐阜で墓じまいにお困りの方は高木石材へご相談ください
「墓じまいをしたいけれど、何から始めればいいか分からない」
「墓石を撤去するといくらかかるのか知りたい」
「改葬許可の手続きが分からない」
「お骨をどうしたらいいか相談したい」
このような段階でも大丈夫です。
墓地の場所・墓石の大きさ・周囲の状況などを確認しながら、墓じまいに必要な工事と費用をご説明します。
墓じまいは、一度墓石を撤去してしまうと元に戻すことができません。
ご家族・ご親族で十分に話し合い、分からないことを一つずつ確認しながら進めることが大切です。高木石材では、岐阜での墓石工事・墓じまいの経験をもとに、できるだけ分かりやすくお手伝いします。
ご相談の際は、墓地名・所在地・お墓全体の写真をお知らせください。墓所までの通路や階段の写真もあると、工事条件を確認しやすくなります。
性抜きの予定や、新しい納骨先への納骨希望日がある場合は、あわせてお知らせください。
電話で相談する:058-251-5433
電話受付:9:00~19:00