岐阜市市橋墓地26番で、稲田石の外柵基礎石工事

稲田石の外柵基礎石工事

岐阜市市橋墓地26番で、稲田石の外柵基礎石工事をしました

基礎コンクリート

前回までの工事で基礎コンクリートをしましたので、その上に強化モルタルで外柵基礎石を組みました

外柵基礎石は、岡崎産の足助御影石が閉山してしまいましたので、いろいろ検討した結果
茨城県産の稲田石を使うことに決めました
この石は。白い貴婦人と呼ばれ、とくに安定した品質で、3m以上の大きな石も取れるぐらい石目が均一で傷や錆も、ほとんど発生しない石なのです
それを板材に切ってもらい大将が丹精こめて、磨いて作りました

製造工程を動画で撮って編集してみました

横から狙う

よくホームページに磨きの確認で、このな風に横から狙う感じで見ている写真がありますが、これは間違い
こんなことしても、研磨の確認にはなりません
こんな事を載せている石屋は、実際に磨いていないか磨いたこともない石屋です
木みたいに、歪んでいる物ならこのような見方もありますが、鏡面に光っているものの歪みはこれでは分かりません

職人は石の鏡面に写り込む、蛍光灯や窓を石にうつして、歪みや磨けていない場所を確認します
このように、蛍光灯などを移し込んで、石の面を見ると綺麗に磨けていない場合には、蛍光灯が歪みます
後もっと感覚的な物になりますが、手で触るです
職人の手は、凄いセンサーで触っただけで磨きが悪い部分が分かります
以前お客様が、石を磨かれてその表面を触っただけで、何番まで磨いてあるのかをピッタリ当てたら驚いて見えました

一本ずつ丁寧に組んで行きます

墓所が大きいので、事前に接着はできませんので、小型クレーンを使って一本ずつ丁寧に組んで行きます

ステンレス金具をトルクレンチでしっかり締め付け

石の繋ぎには、ステンレス金具をトルクレンチでしっかり締め付けいます

一枚石の御影石納骨室

外柵基礎石が組めましたら、一枚石の御影石納骨室を中に組みます
これも一枚石ですので、小型クレーンが大活躍します

バイブレーター

御影石納骨室をコンクリートでしっかり固定ます
バイブレーターを使ってコンクリートを流動化して、隅々までゆきわたるようにしています

傾いている墓所

この墓地は、外周に側溝というかドブがありました
土手が土のドブで、このような墓地はどうしても土手が崩れてそれに引っ張られて、墓地の中でも土手に近い場所は下がってしまいます
近年回収工事で、しっかり側溝をされましたので、もう下がらないと思います
そのため、写真のように左と右でかなりの差があります
今回は、その墓所の合わせるために、通常15cmの高さの石を18cmにして、高低差が合っても大丈夫なように、この墓所専用設計をしました

稲田石の外柵基礎石工事

まわりを仕上げて、稲田石の外柵基礎石工事の完了です
コンクリート養成のためシートで覆ってあります

安心安全のお墓を丹誠込めて作っています

稲田石の外柵基礎石工事

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