岐阜市鏡島弘法乙津寺墓地中央区でお墓建立工事開始 基礎コンクリートから外柵基礎石工事まで

外柵基礎石工事の完了

こんにちは。岐阜市の墓石店、高木石材の大将です。

今回は、岐阜市の鏡島弘法乙津寺墓地中央区で、新しくお墓を建立する工事をご紹介します。こちらの墓地ではこれまでにも多くの工事を紹介していますので、今回は「中央区」の施工記録としてお伝えします。

今回の墓所はとても広く、外柵基礎石には長さ4m、重さ約900kgの大きな石を使用します。土を掘るところから基礎コンクリート、外柵基礎石の据え付けまで、3回に分けて工事を進めました。

完成したお墓を見るだけでは分からない基礎の施工や、石を組むときの工夫も、写真と一緒にご紹介します。

この記事は、外柵基礎石の施工完了までの記録です。お墓全体はまだ工事中で、次回は外柵基礎石の内側のコンクリート工事を行います。

目次

鏡島弘法乙津寺墓地中央区での今回の工事内容

施工場所:岐阜市・鏡島弘法乙津寺墓地中央区
工事内容:新しいお墓の建立に向けた基礎工事と外柵基礎石の施工。

1回目:基礎の準備
墓所の掘削、砕石の敷き込み、ランマーとプレート式転圧機による締め固め、鋼管杭の施工。

2回目:基礎コンクリート工事
鉄筋の配置、生コンクリートの打ち込み、バイブレーターによる締め固め、表面の仕上げと養生。

3回目:外柵基礎石の施工
小型クレーンによる据え付け、接着面の下処理、接着剤と強化モルタルを使った組み立て、前の階段部分と目地の仕上げ。

お墓づくり全体の流れや石選びについては、岐阜での墓石建立・建て替えの流れ、価格・石選びのご案内もご覧ください。

1回目の工事|広い墓所の掘削と基礎の準備

工事前の墓所とユンボによる掘削

岐阜市の鏡島弘法乙津寺墓地中央区にある工事前の墓所

こちらが工事前の墓所です。この広い墓所に、新しくお墓を建立していきます。まずは、お墓を支える基礎を作るため、土を掘るところから始めます。

ユンボを使って広い墓所の土を掘削する作業

ユンボを使って、土を掘り進めていきます。墓所が広いため、掘り出す土の量も多く、ひたすら掘る作業が続きます。

今回の施工箇所は地盤改良がされており、表面の土を取り除くと、とても硬い地盤が出てきました。これは今回の墓所での施工状況です。

砕石を入れ、2種類の機械で締め固めます

敷き込んだ砕石をランマーで突き固める作業

掘削が終わったら砕石を入れ、ランマーで突き固めます。砕石は敷き込んで終わりではなく、機械で締め固めて、基礎コンクリートの下地を作っていきます。

プレート式転圧機で砕石の表面を平らに締め固める作業

続いて、プレート式の転圧機も使います。ランマーで突き固めた後の凹凸をならし、表面を平らに締め固めていきます。

今回は、ランマーによる突き固めと、プレート式転圧機による表面の仕上げを組み合わせて施工しました。

基礎を支えるための鋼管杭を施工します

墓石の基礎を支えるために鋼管杭を打ち込む作業

今回は、基礎を支えるために鋼管杭も施工しました。地盤が硬いため、杭を打ち込む作業もとても大変です。

完成後には隠れてしまう部分ですが、どのような工事をしたのかが分かるように、途中の様子も写真に残しています。

ここまでが1回目の工事です。次は、鉄筋を配置して基礎コンクリートを打ち込みます。

2回目の工事|鉄筋を配置して基礎コンクリートを施工

生コンクリートを一輪車で運びます

鉄筋を配置した墓所に生コンクリートを打ち込む工事

鉄筋は、鋼管杭の上に水平に組んであります。今回も生コンクリートを手配し、一輪車で墓所まで運んで打ち込みました。

広い墓所ですので、コンクリートを運ぶ作業も何度も繰り返します。一輪車でひたすら運び、基礎を作っていきます。

バイブレーターでコンクリートを締め固めます

基礎コンクリートをバイブレーターで締め固める作業

打ち込んだコンクリートは、バイブレーターを使って締め固めます。余分な空気を抜き、鉄筋の周りにもコンクリートを行き渡らせるための作業です。

今回は墓所が広いため、長靴を履いて中に入り、作業を進めました。外側からだけでは届きにくい部分も施工していきます。

コテで表面を仕上げ、シートで覆って養生します

基礎コンクリートの表面をコテで仕上げる工程

コンクリートの表面を平らにならし、コテで仕上げました。その後、養生のためにシートで覆っています。

養生とは、打ち込んだコンクリートが適切に硬化するように保護することです。打ち込みだけでなく、その後の管理も含めて基礎工事を進めます。

ここまでが2回目の工事です。次は、この基礎の上に外柵基礎石を組んでいきます。

3回目の工事|長さ4mの外柵基礎石を据え付けます

重さ約900kgの石を小型クレーンで施工

小型クレーンを使って長さ4mの外柵基礎石を据え付ける作業

3回目は、墓所の周りを囲む外柵基礎石の施工です。今回は、長さ4m、重さ約900kgの大きな石を扱います。

小型クレーンを使って吊り上げ、慎重に据え付けました。長く重い石ですので、移動や旋回の際にも特に注意を払いながら作業を進めました。

石の接着面を荒らしてから接着剤を塗ります

外柵基礎石のつなぎ面に接着剤を塗った状態

石と石をつなぐ面には、接着剤を塗っています。その前に、鏡面仕上げになっている接着面を砥石で削り、表面を荒らす下処理を行いました。

「面荒らし」は、磨かれた滑らかな面に細かな凹凸をつける作業です。今回は、接着剤が付着しやすくなるように、この下処理をしてから石を組みました。

組み上がると接着面は見えなくなりますが、こうした準備も、一つひとつ行っています。

強化モルタルで据え付け、前石は2分割にします

強化モルタルを使って組んだ外柵基礎石

外柵基礎石は、強化モルタルを使って据え付けています。大きな石を組みながら、墓所の外周を形にしていきます。

前側の石は高さが低いため、長い1本の石にすると自重で折れるおそれがあると判断し、今回は2分割にしました。

同じ外柵基礎石でも、石の長さや高さによって作り方を考えます。今回も、墓所の大きさと石の形に合わせた構成にしています。

前の階段部分は吸盤を使って施工します

吸盤を使って墓所の前の階段部分を施工する様子

前の階段部分は、石を持つための道具や吊り帯を入れるスペースがないため、吸盤を使って施工しました。

石の大きさだけでなく、据え付ける場所によっても使う道具が変わります。狭い部分も、場所に合わせた方法で組んでいきます。

外柵基礎石の施工が完了しました

岐阜市の鏡島弘法乙津寺墓地中央区で施工した外柵基礎石の全景
周囲と目地の仕上げを終えた外柵基礎石を別の角度から撮影

周囲と石のつなぎ目の目地を仕上げて、外柵基礎石の工事が完了しました。工事前の墓所と比べると、お墓の外周がはっきりと形になったことが分かります。

今回は、掘削から砕石の締め固め、鋼管杭、基礎コンクリート、そして大きな外柵基礎石の据え付けまでをご紹介しました。

完成すると見えなくなる基礎や接着面にも、それぞれ施工の工程があります。ご家族に安心してお参りしていただけるお墓を目指し、見える部分も見えない部分も、丹精込めて作っています。

次回は外柵基礎石の内側のコンクリート工事です

外柵基礎石が組み上がりましたので、次回はその内側のコンクリート工事に進みます。お墓全体の完成に向けて、引き続き施工の様子をお伝えしていきます。

鏡島弘法乙津寺墓地でお墓の建立をお考えの方にも、完成した姿だけでなく、工事の途中を知っていただく参考になればと思います。

岐阜で墓石の建立や建て替えをご検討の方は、岐阜の墓石店・高木石材へご相談ください。石の種類や形に加えて、基礎や外柵の工事についても分かりやすくご説明します。

外柵基礎石工事の完了

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