こんにちは。岐阜市の墓石店、高木石材の大将です。
今回は、岐阜市の広街道霊園で進めている、新しいお墓の建立工事をご紹介します。草取りや土の掘削から始まり、基礎コンクリート、外柵基礎石、一枚石の御影石納骨室、そして四ツ石の施工まで進みました。
お墓は、完成した姿だけでは分からない部分にも、大切な工事があります。お墓を支える基礎や、ご遺骨を納める納骨室など、完成すると見えにくくなる部分も、写真と一緒にお伝えしていきます。広街道霊園でお墓の建立をお考えの方にも、実際の工事の流れを知っていただければと思います。
この記事では、四ツ石の施工までをご紹介しています。お墓全体の完成までの記録は、工事の進み具合に合わせて追記していきます。
広街道霊園での今回のお墓建立工事の内容
施工場所:岐阜市・広街道霊園
今回ご紹介する工事は、次の4段階です。
① 地盤・基礎の準備
草取り、土の掘削・搬出、砕石の敷き込みと締め固め、鉄筋の配置、鋼管杭の施工。
② 基礎コンクリート工事
生コンクリートを打ち込み、バイブレーターで締め固めます。
③ 外柵基礎石・御影石納骨室の施工
接着剤やステンレス金具を使って外柵基礎石を組み、一枚石の御影石納骨室を据え付けます。
④ 四ツ石の施工
免震シリコンと免震接着剤を使った地震対策施工を行い、目地を仕上げます。
お墓づくり全体の進め方や石選びについては、岐阜での墓石建立・建て替えの流れ、価格・石選びのご案内もご覧ください。
1回目の工事|草取り・掘削から基礎の準備まで
工事前の墓所と草取り

こちらが、広街道霊園の工事前の墓所です。この場所に、新しくお墓を建立していきます。まずは草を取り除き、基礎工事に取りかかります。

いきなり重機で土を掘るのではなく、最初に手作業で草取りをします。今回の土の搬出先では、草が混ざった状態では受け入れてもらえないためです。
少し手間のかかる作業ですが、草と土を分けてから掘削を進めます。
重機で土を掘り、砕石を敷き込みます

今回は墓所が広いため、ユンボを使って土を掘り、搬出していきます。お墓の下に基礎を作るための作業です。

土の掘削が終わりました。続いて、この部分に砕石を入れて、締め固めていきます。

掘削した部分に砕石を敷き込みます。砕石は入れたままにせず、機械を使って締め固め、基礎コンクリートを施工する下地を作ります。
周囲のブロックに配慮して砕石を締め固めます

今回は、墓所の前後にあるコンクリートブロックの強度に不安があったため、周囲への影響を考え、ランマーではなくプレート式の転圧機を選びました。
同じ基礎工事でも、墓所や周囲の状態によって作業方法を考える必要があります。今回も、周囲のブロックに配慮しながら砕石を締め固めました。
鉄筋と鋼管杭を施工します

基礎コンクリートに入る鉄筋です。完成後には見えなくなる部分ですが、お墓の基礎を作る工程として、写真に残しています。

今回は、基礎を支えるために鋼管杭も施工しました。施工中、約50cmのところで硬い地盤に当たり、杭を打ち込んでいきました。
この約50cmという深さは、今回の現場での記録です。墓地ごとに地盤の状態は異なるため、すべての墓所で同じ深さになるわけではありません。
ここまでが1回目の工事です。次は、基礎コンクリートの打ち込みに進みます。
2回目の工事|基礎コンクリートの打ち込み

2回目は、基礎コンクリート工事です。今回は墓所が広く、使用するコンクリートの量も多いため、現場で手練りするのではなく、生コンクリートを手配しました。

コンクリートを打ち込み、バイブレーターを使って締め固めます。余分な空気を抜き、鉄筋の周りにもコンクリートが行き渡るようにするための作業です。
お墓を組み上げると、この基礎も見えなくなります。だからこそ、出来上がった石の部分だけでなく、その下でどのような工事をしているのかも知っていただきたいと思っています。
ここまでが2回目の工事です。続いて、外柵基礎石と御影石納骨室の施工をご紹介します。
3回目の工事|外柵基礎石と一枚石の御影石納骨室
接着用の材料と強化モルタルを使って外柵基礎石を組みます


3回目は、墓所の周りを囲む外柵基礎石を組んでいきます。モルタル接着剤を塗ってから、強化モルタルを使って据え付けます。
石を並べるだけではなく、接着する部分の施工も大切にしています。石と石の接着面にも接着剤を塗り、組み立てていきます。
ステンレス金具をトルクレンチで締め付けます

外柵基礎石は、接着剤に加えてステンレス金具でもつなぎます。金具の締め付けには、トルクレンチを使用しています。
トルクレンチは、締め付ける力を管理するための工具です。手の感覚だけに頼らず、締め付けを管理しながら施工しています。
一枚石の御影石納骨室を据え付けます

続いて、一枚石の御影石納骨室を、クレーンを使って慎重に据え付けます。
納骨室は、大切なご遺骨を納める場所で、「カロート」とも呼ばれます。お墓の下に隠れる部分ですが、ご家族にとって大切な場所ですので、ここも写真でご紹介しています。

周りを仕上げて、外柵基礎石と一枚石の御影石納骨室の工事が完了しました。お墓の土台となる部分が、少しずつ形になってきました。
ここまでが3回目の工事です。次は、その上に四ツ石を据え付けます。
4回目の工事|地震対策を施して四ツ石を据え付けます
工場で事前に接着した四ツ石を施工します

今回は、工場で事前に接着した四ツ石を使います。四ツ石は、墓石の下部を支える石組みです。
この工程は、お客さまにも現地で直接ご覧いただきました。完成した姿だけでなく、組み立てている途中も見ていただけると、どのようにお墓を作っているかが伝わると思います。
免震シリコンと免震接着剤を使った地震対策施工

四ツ石の据え付けには、免震シリコンと免震接着剤を使用しました。石を置くだけではなく、接合部分にも地震対策を施して組んでいきます。
高木石材の施工方法については、お墓の地震対策施工についてのご案内でも紹介しています。

周囲の目地を仕上げて、四ツ石の工事が完了しました。今回ご紹介する施工記録は、ここまでです。
完成後には見えない部分も、丹精込めて施工しています
今回は、岐阜市の広街道霊園で行っているお墓の建立工事について、草取りや掘削から、基礎コンクリート、外柵基礎石、御影石納骨室、四ツ石までをご紹介しました。
お墓が完成すると、砕石や鉄筋、納骨室の周り、石をつなぐ金具などは、簡単には見られなくなります。だからこそ、工事の途中を写真に残し、どのように施工したのかをお伝えすることを大切にしています。
ご家族に安心してお参りしていただけるお墓を目指して、見える部分も見えない部分も、一つひとつ丹精込めて作っています。引き続き、工事の様子をお伝えしていきます。
広街道霊園をはじめ、岐阜で墓石の建立や建て替えをお考えの方は、岐阜の墓石店・高木石材へご相談ください。石や形のことだけでなく、基礎や納骨室など、気になる部分もお気軽にお尋ねください。

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