お墓の文字に入れた白ペンキなどは、10年もすると剥がれてきます
白ペンキをその都度に入れ直せば綺麗になりますが、それも面倒でその費用もかかります
それなら剥がして欲しいと言うお客様の要望に応えて、文字のペンキ剥がしをしています
大将は、そもそも白ペンキが嫌いでなので、石肌そのままの美しさもあり、リフォームの時には、白ペンキ入れも良いのですが、白ペンキ剥がしもお勧めしています
墓石の文字の白ペンキは、必ず剥げます それなら剥がしてしまいましょう
墓石の文字や家紋の白ペンキが剥がす場合の注意点!
- 墓地では基本的に出来ません
販売されていた溶剤が毒が入っていたようで、弱い溶剤しか手に入らなくなってしまったため - 古いお墓でボロボロの石肌になってしまった石は、出来ません
- 工場作業になりますので、棹石と前置きを解体して持ち帰りますので、お寺様に性抜きをしていただく事が必要になります
- お性抜き→棹石の回収→白ペンキ剥がし→棹石の組み直しになりますので、期間が1ヶ月程度必要になります
上記の注意点から、文字の白ペンキを剥がすには、墓石の名入れ文字彫りや傾き直しなどの墓石リフォームの時に依頼するのが良いと思います
墓石の文字の白ペン剥がしの手順と費用
お寺様に、性抜きをしていただきます
ペンキが塗られている棹石と前置きを、工場に持ち帰るために必ず必要になります
ごくまれに、不要と言われる事がありますので、お寺様にうかがって下さい
当社からおつき合いのあるお寺さんを紹介することも出来ます
工場で墓石の文字の白ペンキ剥がしをします
工場で、墓石の白ペンキを剥がします
大きい正面の文字は、マスキングのゴムを貼ってサンドブラストを使って綺麗に剥がします

マスキングのゴムを貼ってから、文字の所を丁寧に切り抜き、その後にサンドブラストをして綺麗に剥がします
または、ペンキが比較的剥がしやすい物は、ペンキを柔らかくする溶剤を塗って高圧洗浄機を使って剥がします
高圧洗浄機を使うため、ボロボロになったお墓は出来ません
墓石の文字のペンキを剥がせたら、組み直しをします
墓石を外したのですから、棹石だけでも地震対策施工をして組み直します
この地震対策施工もペンキ剥がし費用に含まれています




注意:墓地ではペンキはがしは出来ません 薬品を使ってしっかりペンキを剥がすには、必ず工場で持ち帰っての作業になりますので、お墓の組み直し費用も含まれています
今まで取れなかった白ペンキも落とせる画期的なリフォームです
ペンキを柔らかくする特殊な薬品と高圧の水ので汚れを落とすので、汚れの落ち具合は墓石の状態や白ペンキの種類によって異なります
洗浄後の写真のように高圧ジェット洗浄でとてもきれいな出来上がりになります。
同時に水垢掃除もされることで、とても綺麗に仕上がります
写真は墓石の名入れ文字彫りと墓石リフォームと同時に白ペンキ剥がしをしています
お墓より解体し、工場にて洗浄していますが、建っているままの墓石でも洗浄できますので、お気軽にご相談下さい
必ず事前 見積もり必要です
高木石材のでは新規の墓石は殆ど白ペンキを入れてません 古い墓石も汚れた白ペンキを剥がしてみましょう
墓石のペンキ剥がしの費用
- 墓石文字の白ペンキ剥がし 8寸の標準墓石の場合 3万円程度
- 棹石の回収と地震対策施工をして組み直し 2万円
- 墓石の名入れ文字彫り 2.5万円
合計のリフォーム金額 7.5万円+税
オプション作業 墓石の黒ずみ水垢掃除 2万円~
花立ての付け直し 1.5万円
ロウソク立てと線香立ての取替え 1.5万円
お客様がご自分で、墓石の文字のペンキ剥がしをする場合の準備と手順
お墓の文字に使われている白ペンキを剥がすには、墓石を傷つけずに慎重に作業することが大切です。
白ペンキの剥がし方(自分で行う場合)
- 表面の汚れを落とす
まずは筆などで文字部分の汚れを丁寧に掃除します - ラッカーうすめ液や剥離剤を使用
・歯ブラシや綿棒にラッカーうすめ液(シンナー)を含ませて、文字の溝に塗ります。
・剥離剤を使う場合は、墓石の素材に合うかどうかを事前に確認してください。 - 柔らかい布やブラシで拭き取る
ペンキが浮いてきたら、柔らかい布やブラシで優しく拭き取ります。強くこすらないよう注意。 - 細かい部分の仕上げ
はみ出した部分や残ったペンキは、カッターの刃を寝かせて滑らせるようにして削ぎ落とします。ただし、墓石に傷をつけないよう慎重に。 - 仕上げ拭き
最後にシンナーで全体を拭き上げて完了です。
注意点
- 剥離剤やシンナーは換気の良い場所で使用
- 手袋・マスクを着用して安全に作業
- 墓石の素材によっては変色の恐れがあるため、目立たない場所で試すのが安心
もし作業に不安がある場合は、高木石材店に依頼して下さい