すっかり寒くなって、朝晩は10℃ぐらいまで下がるようになりました
紅葉もようやく色づき始めた感じです
京都は、紅葉の時期はとても混むので、その前にお墓工事を完了したいと思いした
また、11月8日から名神高速が集中工事をするので、その前とおもい今日工事をさせていただきました
京都府西山別院墓地で、純国産大島石のお墓を建立するまでの工程

前回の工事で、基礎コンクリートをしましたので、その上に強化モルタルで舞台石を組みました

大島石一枚石の舞台石を組みます
工場で出来上がった舞台石に金具の取付と、面荒らしをしました

舞台石の下の石です
これを分割で作る石屋さんが多いですが、高木石材では一枚石で作っていますので、とても丈夫になります
もちろんこの石も大島石です

ボックス部分はステンレス金具をトルクレンチでしっかり締め付けて、事前に工場で接着してます

舞台石の上石は、もちろん一枚石で作っています
この石も接着剤が良く着くように、面荒らしをしています
ここまで、準備をして京都に向かいます
小型クレーンを使って、舞台石を組みます

小型クレーンを使って舞台石を組みます
この石だけでも200kgぐらいありますので、慎重に施工しています
墓所前の道幅より一枚石の方が大きいので、広い道から吊り上げて運びました
京都の墓所は一聖地と呼ばれ、90cmが墓所の一区画です
そこに、一枚石の舞台石の下石89cmを入れ込みます
お隣も少し小さく作っているので、片側1.5cmの隙間の中に入れ込みますので、慎重な操作が必要になります
舞台石のは接着剤と、ステンレス金具をトルクレンチでしっかり締め付けて固定します

接着剤で、石の繋ぎ全部をつけてから、補強にステンレス金具をトルクレンチでしっかり締め付けて固定しています
舞台石のボックス部分は、事前に工場で接着してありますので、このように隣との隙間が無い墓所でも目地がしっかり入っています
周りを仕上げて、舞台石工事の完了です

周りを仕上げて、舞台石の工事の完了です
ここまでが、10月24日の工事です
お墓本体の工事の工程 京都の墓地は彫る文字注意!

京都の墓地は、お寺の直営この墓地は西山別院で本山直営です
事前にお墓に彫る文字を、工事の申請書と一緒に提出する必要があります
お墓の正面は必ず『南無阿弥陀佛』である必要があります
また、岐阜の場合ですと、必ず右側面に法名など亡くなった方のお名前を刻みますが、京都の墓地では彫る方と彫られない方がみえます
今回は、彫らないパターンです
これ、京都だけと言うわけではなく、高木石材の大将の経験では、三重県の鈴鹿地方も法名など彫らない風習です
小型クレーンを使って、地震対策施工をしてお墓を組みます

舞台石がしっかり組み上がっているので、後は積んでいくだけです
一段ずつ免震シリコン+免震接着剤施工で地震対策施工をして組みます
お墓の地震対策施工は免震シリコン+免震接着剤施工で地震対策施工をしています

周りを仕上げて、純国産大島石の素晴らしいお墓が完成しました

日本の職人が丹精こめて作った、素晴らしい純国産大島石のお墓が完成しました
舞台石の中は、納骨室です
これだけの大きさがあったら、100人入っても充分満タンになるには、200人でもならないと思います
このようなお墓は、一家族だけでなく、親戚や関係者さん皆さんで入っていくお墓です
一家族だけだと絶えてしまうお墓も、親戚・兄弟・関係者まで分母を大きくすれば、絶えることなくずっとお墓を守っていけます
お寺さんにある永代供養墓もよいと思いますが、このようなお墓もとても良いと思います
日本の銘石の大島石で作らせていただいたことに、石屋として誇らしく思い、お施主様には感謝しています
安心安全のお墓を丹誠込めて作っています
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