暑さ寒さも彼岸までとわよく言った物で、昨日から少しだけ涼しくなりました
この工事をさせていただいたのは、夏最終の暑さでムシムシしてとても暑かったです
余りにも暑くて、アップするのが2日遅れになりました
これからは、少し涼しくなって動きやすい季節になります
1日目 岐阜市柳津川原墓地で外柵基礎石と一枚石の御影石納骨室工事の手順と注意事項

前回までの工事で、基礎コンクリートをしましたので、その上に強化モルタルを使って外柵基礎石を組みます

モルタル接着剤を塗って、ドライアウトを防ぎます この季節はすぐに乾くのでありがたい

モルタル接着剤を塗っています
この白い接着剤が、乾いて透明になったらOKです
夏は、準備をしている間に乾くので、とても助かりますが、冬の場合には前日に塗りに行ったりしています
小型クレーンを使って一本ずつ慎重に施工します

この墓地は、綺麗に整理されている墓地ではありませんので、小型クレーンを入れるのも周りを養生して狭い所を運んでいます
墓所の周りには、まだお墓が建っていませんので、近くまで行けば小型クレーンを設置できるスペースがあります
この大きさの外柵基礎石でしたら事前に工場で接着して施工する場合もありますが、この墓地では接着した外柵基礎石を運ぶことができませんので、一本ずつ組みました
接着面は面荒らしをして、接着剤がより強力に着くようにしてあります

外柵基礎石の接着面は面荒らしをして、接着剤がより強力に着くようにしてあります
このひと手間が、強い接着を得られるので、接着面はしっかり面荒らしが必要になります
接着剤にくわえて、ステンレス金具を取り着けて固定します
外柵基礎石の中に、御影石納骨室を組みます

御影石納骨室は、なんとか運べそうだったので、事前に工場で接着してあります
いつものように、基礎コンクリートでも良いのですが、この墓地は川原にありますので、大雨などの増水の時には必ず水に浸かってしまいます
漬からないようにするのは、何メートルも上げないといけませんので、お参りもできなくなり無理です
そのため、水に浸かってもすぐ水が抜けるようにと、工夫をするためコンクリートでは無く石の御影石納骨室を作ってできるだけ早く水が抜けるようにしています
御影石納骨室の周りをコンクリートで固定します

御影石納骨室が動かないようにと、外柵基礎石と一体化させるためにコンクリートを入れます
バイブレーターでコンリートを流動化して隅々までゆきわたるようにしています
周りを仕上げて、外柵基礎石と御影石納骨室下段工事の完了です

周りを仕上げて、外柵基礎石と御影石納骨室下段工事の完了です
ここまでが、一日目の工事です
2日目 一枚石の御影石納骨室をしました

一枚石の御影石納骨室を小型クレーンで吊って施工します
砕石やモルタル・ブロックなどに比べると格段に丈夫です
それに加えて、この墓地の水に浸かると言う事を考えると、地面からの湿気が上がりにくくて水も含みにくい御影石ですので、丈夫さに加えて、増水対策にもベストな工法だと思います
一枚石の御影石納骨室の周りをコンクリートで固定して外柵基礎石工事の完了です

一枚石の御影石納骨室の周りをコンクリートで固定して、外柵基礎石と御影石納骨室工事の完了です
水抜きは左右に作ってありますので、水に浸かっても左右の排水で水が抜けていきます
コンクリート養成のためシートで覆ってあります
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