古いお墓の中には、川原の玉石を使って外柵基礎石を組んであるお墓がたくさんあります
素晴らしい技術でしっかり組んである物は、何年経過してもびくともしませんが、それなりに組んである物は、コンクリートが割れてグラグラになっている場合が多々あります
そんな壊れ掛かっている玉石の上に乗ったら、一挙に崩れてしまいます

実際に、外れてしまった玉石の外柵基礎石です
隣の石もグラグラですので、とても危険な状態です

外れている玉石を外して、もう一度組み直します

外れている玉石を組み直しました

隙間にコンクリートをいれて、バイブレーターで流動化して隙間の隅々まで入れ込みます
この動画で、バイブレーターで振動させると、隙間からコンクリートが手で来る様子が、分かると思います

石と石の隙間に、コンクリートを塗って補強します

穴の空いている部分の補強をします

砂利を、戻して玉石の補修作業の完了です

玉石の補修作業が完了しました
このような玉石の外柵基礎石は、完璧には直せませんが、当分の間崩れることはないでしょうと言う補修です
あまり丈夫でないので、今度崩れたら新しく外柵基礎石を作る事をお勧めします
崩れてしまったけど、とりあえず直して欲しいという補修もできますので、お気軽にお問い合わせ下さい

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